うちの子、発達に遅れがあるかも…?と思ったとき、頼る場所は?〈名古屋市 児童発達支援について〉

自分の子どもに対して「うちの子、ちょっと他の子と違うかも…」と思ったとき、

誰に相談したら?まず何をしたらいいの?と迷い、いろいろと情報を探しませんか?

今回は、自分の子に発達に遅れがあると思ったときに「どうしていったらいいの?」というお悩みの解決法をお聞きしました。

こーちゃんママ

2人の発達障がいの子どもを育てた経験をもつ。
障がい児の為の教室を開設し、18年間にわたり、自閉症、アスペルガー、ADHD、LDなどの特性を持つ児童に対して学習や運動支援を行う。
自身の経験をもとにセミナーやカウンセリングも行い、保護者のメンタルケアを大切にしている。
現在は放課後等デイサービス事業のコンサルタントや、スタッフ育成等を行っている。

相談する先は、障がいに気づく年齢にもよりますが、3才児健診で個室に呼ばれて気づくケースが多いです。

その場合は、「お近くの療育センターに行ってみませんか」とやんわり言われます。


― 療育センターでは、どんなことをして頂けるんですか?

 

療育センターでは、小児科医が必要と思った検査を受けます。

そして グループ通園などの支援を受けた方が良いと判断されれば 通園先を紹介してもらえます。

グループ通園も、保育園のように毎日通うパターンと、週に1回程度通えるパターンがあります。

毎日通う場合は、生活習慣からひとつずつ学んでいく感じです。

週に1回通園の場合は、小集団の場慣れのためという感じでしょうか。

月に1回通うとか 3ヶ月に1回通うとかいうパターンもあります。この場合は、お医者さんに行くイメージに近いです。


― いろいろな通い方があるんですね。

 

親御さんの中には、子どもの為に「もっと出来ることがあるのでは?」「任せてばかりではだめだ」と思われる方もいらっしゃいます。

ネットで情報を検索すると、

「早期療育が大切」「集団行動を強いられる小学校に入る前の期間が重要」

ということが言われています。

 

そこで数ある情報の中から「何をしたらいいのか?」と悩まれる方が多いのですが、

まず大切なことは、「ご自身の子どもが何がしたいか?」「親御さんは何をさせたいか?」です。


 

― なるほど。お子さんの個人を尊重するということですね。

 

中には、わが子はこの個性のままで、ありのままでいいんだ。と思われる親御さんもいらっしゃいます。一方、過剰に悩んでしまう方、焦ってしまう方もたくさんいらっしゃいます。

仮に3才から療育を始めた場合、小学校に上がる前まで3年ほどあります。

それまでに何かをさせたい。と、幼児教室を探したり、体育系の教室を探したりする方が多いです。

 

― 体育系の教室が人気な理由は?

 

じっと座ってなにかするのは難しい、という子に対して、「体を動かす教室だったら大丈夫かな」と通わせる方がいらっしゃいます。
私の子は、幼児教室に通っていました。

小学校に上がる前に、家族以外の人との関わる環境に馴れることが必要です。

 

就学年齢になったら、親御さんの目が届かない場所に通うわけですから、まずは目の届く範囲で、落ち着いていられる練習ができる場所が必要だと私は思っています。

 

― 小学校に上がってから馴れさせるのでは遅い、ということでしょうか?

 

落ち着きがない子、じっとできない子は、支援級に入っても、授業中に逃げていってしまう子がいます。

実は知り合いの子で、1年間は支援級で様子をみてくれたけど、2年生に上がるタイミングで「特別支援学校へ行ってください」と言われて支援級に通えなくなった子がいるんです。

 

― また新しい環境に行かなくちゃいけなくなりますね。

 

そうです。親御さんも大変です。入学時に支援級に入ることを目標にする人が多いんですが、それがゴールではありません。入ってから、通い続けることができるということも大切です。

それは学校だけではなく、社会に出てもそうですよね。就労支援施設でも、まずは「休まずに通えることが大切」と言われます。

 

― 確かに。入ってからの時間が長いですから、長期的にみていかないといけないですね。


「児童発達支援」は、未就学児の子どもたちが通う施設
ですから、そのような療育をするようにガイドラインが定められています。

 

ですので、「児童発達支援」のみで運営している施設さんは、力を入れていると思いますよ。

 

― なるほど。お子さんが小学校に上がってから困らないような支援をしているんですね。

 

2018年に、スタッフ(指導員)の規定が変わり、保育士や教員免許、児童指導員の資格を持った方を支援者として配置することが義務付けられました。(その前までは管理者のみが資格者でした)

それで、教員免許を持つ人を配置する施設が出てきました。


― 学校という環境を勉強している方がスタッフになっているのですね。

そうです。私がコンサルタントをしている施設も元保育士や元教員という方が多くいらっしゃいます。

スタッフの中には、「学校だと大勢に対して教えるけれど、それでは行き届かない。

児童発達支援や放課後等デイサービスは、10名定員なので、一人ひとり丁寧にみることができる

とやりがいをもって働いている方もいます。

― それは、通わせるご家族にとっても嬉しいですね。

 

そうですね。頼れる場所に、頼れるスタッフがいます。ご家族の方は、考え込まず、まずはご相談されるといいですね。

名古屋市には、各区に基幹相談支援センターや保健センターがあります。そこでは、お母様(お子様)の悩みを聞き、希望に合わせて施設を紹介してくれます。

 

― ファーストステップも、スタッフの方の思いや、取り組みをインタビューでご紹介させて頂いています。


熱心な方が多く、お話を聞いていて感動することもあります。

 

働いている方の声を第3者目線を通して聞けるのは、私も親として大変ありがたいです。

一人でも多くの方が、悩みを背負い込むことなく繋がっていけるといいですね。

 

― ありがとうございました。

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